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ゲームプレイ時、私は有線イヤホンをつけてプレイすることが多かったのですが、色々な事情でこのイヤホンでの運用に限界を感じていました。

オーディオ界隈のことはよく知らず、音質の違いとかも正直分からない素人なので、使い心地やゲーム向きの性能に着目して比較検討を開始。その結果出会ったのが、今回ご紹介するAKG N9 Hybrid。

ゲーマーの目線から見て素晴らしい体験ができたので、オススメの逸品として共有させてもらいたいと思います。

AKG N9 Hybrid

AKG

¥55,000 (公式通販 定価)

※価格や在庫状況は、各ショップでご確認ください

01. おことわり:筆者のオーディオ事情について

はじめに申し上げておきます。お恥ずかしながら、私に音質の良し悪しは正直よくわかりません!!

私には昔からオーディオにこだわりのある知人がおりまして、彼はヘッドホンとイヤホンが好きで色々購入しています。その関係で、たまに会った時に色々試聴させてもらえます。

ワクワク顔で感想を訊かれるんだけれども...これが本当に、違いが分からない。順番に聞き比べれば、特定の音域が聞こえやすかったり音がこもって聞こえたりと違いが分かるのですが、言われてみれば確かに・・・?という程度。

オーディオ機器のレビューで最重要評価項目のひとつである音質について述べられないのは結構致命的...😅ですが、それでも装着感や全般的な快適さなど、音質以外の面で知識が無いなりにまとめてみました。

音質にこだわりがない人間が、それなりの金額を出してまともな機種を買ったらどんな感想になるのか?という、レビューの名を被ったエンタメとして見ていただけると嬉しいです。それではどうぞご覧ください🫵

02. 利用環境と背景:おっさんはゲームに集中したい

私さしみ、音楽を聴くのは好きなのですが、前述の通り音質のこだわりは特にありません。モニターに付属している音質ショボめのスピーカーでも慣れちゃうような人間です。

そんな私でも我慢ならないもの...それが近所の騒音です。私の自宅は運悪くヤンキーの生息域内にあり、特に平日夕方~深夜にかけてやかましい連中がしょっちゅう往来しています。

バイクのエンジン音や奇声が家の壁を貫通して聞こえてくるので、これがかなりストレス。大好きなゲーム中くらいはその世界に浸らせてくれ。。。

こんな事情がありゲーム中はイヤホンを使っていたのですが、当方有線のものしか持っておらず。ゲームは大型テレビでプレイするので、適切な距離をとるためには数mの長さがある延長ケーブルが必須。

この延長ケーブルは毎回繋ぎ直すのが面倒でしたし、かといって毎回片付けないと掃除や椅子を移動するときに引っかかります。加えてトイレに行ったり、ちょいちょいイヤホンを外す用事もあるので、プチストレスを感じていました。

また、外音のシャットアウトを目的に遮音性の高いイヤホンを使っていたこともあったのですが、音に集中できる反面耳の中が圧迫されるため、長時間使っていると耳が痛くなる経験がありました。

私含め、ゲーマーのみなさんは一度プレイを始めるとフツーに2~3時間は続けるのではないでしょうか?そんな長い時間、耳穴の鈍痛を無視してプレイできるほどもう若くないのである。泣😭

更に、ヘッドホンを探していた当時はこちらの記事でレビューした音ゲーをプレイしていたこともあって、無線化しつつ音ゲーでもまともに遊べるくらい低遅延だといいなと思っていました。

こういった様々なワガママをがあり、私がゲーム用の音響機器に求める条件には以下のようなものだったのです。

  • ケーブル:音質を多少犠牲にしてでも、ケーブルをなくしたい
  • 遮音性:外の音が気にならないレベルにまで騒音を抑えたい
  • 遅延:音ゲーで遅延を感じないレベルで使いたい
  • 装着感:2~3時間ぶっ続けで使っても、耳や首への負担がない
  • 音質:正直こだわりはなし、予算内(50,000円前後)ならOK

こういった条件を満たすモデルを探していたところ、今回ご紹介するN9 Hybridにたどり着きました。

03. 外観:見た目は普通、でもよく見ると高級感あり

まずは簡単にスペックのご紹介...といこうかと思いましたが、スペックや付属品については公式サイトに掲載されています。なので思い切ってそれらは割愛し、早速外観を見ていきましょう。

無難なデザインでダサくもなく特別カッコよくもなくといった印象。ハウジング部に鏡面仕上げのラインが入っていて、購入前はこのラインがあることでちょっと安っぽく感じるかも?と思っていました。

でも購入後によく見てみると地味ですが美しい。写真だと分かりづらいのですが、ハウジング部はただの真っ黒なプラスチックではなく、光に照らすと小さな点の光沢が反射し中々高級感があります。

スライダー部は、触るとサラサラとした手触り(素材はアルミかな?)。ここも清潔感があっていいですね。こちらも写真だと分かりづらいですが、目盛りがあって3mm間隔で調整できます。

ヘッドバンドのクッションとイヤパッドはモチモチしており、付け心地は良好です。私の場合、後述する理由があり専用イヤパッドカバー(別売、AKG社外製)を装着して使っています。下の写真はそのカバーをしていない状態です。

あとこの機種には面白いギミックが一点あり、それはドングル収納スペースがヘッドホン本体に設けられているところ。ドングルが小さくて取り回しがいい分、持ち運び時に無くしそうではあるので、これは面白い仕掛けです。

04. 特徴および長所:長時間の使用でも快適さが続く

次に、私が気に入った特徴について詳しく触れていこうと思います。そのお気に入りポイントは以下の5つです。

特徴1:Type-Cドングルを用いた、2.4GHz周波数帯の安定した接続
私の用途は主にゲームで、遅延や音の途切れは大敵。そんな私にぴったりなのが、本モデルで搭載している安定性抜群のUSBドングル。

本モデルはBluetoothでの接続も可能で、バージョンは5.3。日常的な音楽鑑賞では十分快適な場合が多いですが遅延や混線も発生し得るので、こういった環境ではドングル接続に軍配が上がります。

購入してからもう1年半(記事執筆時点)以上経過しますが、大変動作が安定しています。音が途切れるとゲームの世界から現実に引き戻されますが、そういったことなく没頭できるのです。う~む、LOVEですね。

更にこのモデル、有線での接続もできちゃいます。外出先でサクッとスマホに繋いで使いたい場合はBluetooth、デスク上で腰を据えて使いたい場合は有線...といった使い方ができます。

また私は使っていないのですが、ドングル/Bluetooth/有線を使い分ければ、3つの音源をシームレスに切り替えるなんてことも可能です。マルチポイント接続も可能なので、頻繁に音源を切り替えたい用途でも便利そう。

特徴2:長時間の使用に耐える大容量バッテリー
無線接続の際は当然バッテリーで駆動するわけですが、これが中々に長持ち。公式サイトによると1050mAhの容量があり、前述のドングル接続の場合は約85時間(ノイズキャンセリングONの場合)もの間使えるようです。

バッテリーの寿命が心配で頻繁に充電しないようにしている私でも、「この前いつ充電したっけ??」と思うレベル。1年半使ったくらいでは、経年劣化が全く気になりません。

バッテリー残量低下時の通知音はゲームの集中を妨げる要因になるわけですが、購入してからこの通知音を聞いた記憶が本当にない...!😲

かがくの ちからって すげー!

特徴3:耳に負担をかけず、それでいてズレない
バッテリーに加え、長時間ゲームをやるときに忘れてはいけないのがこの点。ヘッドホンはハウジング部を耳に載せる都合上、側圧が緩すぎるとちょっとした動きでズレるし、逆にきつ過ぎると耳が痛くなりやすいです。

人それぞれ合う/合わないがあるわけですが...なんと私にはぴったり!側圧は強過ぎず、長時間の使用でも耳の痛みが起こりませんでした。イヤパッドが、耳への負担をうまく分散させてくれているのだと思います。

ただし合う/合わないは人それぞれなので、そこは注意です。私自身の頭のサイズを図ってみたら、頭囲が58cm前後でしたので、同じくらいの方ならばフィットするはず。👍

ちなみに、日本人の平均頭囲は大体57~60cmくらいだそうな。私、平均ど真ん中だったのね。

特徴4:ノイズキャンセリング機能も十分
外の音がスパッ消えます!!!...とまではならないのですが、ノイズキャンセリング機能も十分にあります。

ノイキャンが強いモデルだと、「サーー...」というホワイトノイズが聞こえてきますが、このモデルではそれが殆どありません。実用性を下げない自然な範囲で、ノイズキャンセリングが出来ていると思っています。

また前述の通り、筆者の自宅周辺は元気のいい連中のおかげ(怒)で結構にぎやか(怒怒)な環境ですが、このヘッドホンを付けてゲームをしているとあら不思議。マジで気にならないではありませんか!!

ノイキャンをONにするだけでは全ての騒音をかき消せませんが、ゲームプレイ中に耳へ届く音の内、ゲーム音量の割合が相対的に増えるので、没入感がアップします。

あ~、趣味に没頭できることってこんなに幸せだったんだなぁ。現実逃避最高!!🎧🤓🎮💥

特徴5:遅延は気付けないレベルで少ない
購入前は「気に入らなかったら売って他を当たろう」くらいに思っており、特別期待はしていなかったのですが...いい意味で期待を裏切られました。すんません、無線ナメてました。

所有している音ゲーで試したところ、ボタンを押すタイミングとゲームの効果音が鳴るタイミングがぴったりで、私には有線との違いが分からない水準のように感じました。

それもそのはず、一般的に発生する遅延は下表の通りであり、今回ご紹介したドングル接続はほぼ遅延に気付けない程の低遅延なのです。参考までに、有線/Bluetoothの分と合わせて載せておきます。

接続方法 遅延時間 音ゲーへの影響度
有線 1~10ミリ秒 ガチ勢向け
ドングル接続 15~30ミリ秒 大衆向け
BT_aptX LL 40ミリ秒前後 若干難あり
BT_AAC/SBC 150~250ミリ秒 明確に難あり

あ。でもあくまで「ほぼ」なので、音ゲーをライフワークにしているガチ勢の方は、大人しく有線を使いましょうね。😅

05. 短所:価格と交換性は気になるかも?

これだけベタ褒めするとなんだか客観性に欠けるのですが、オーディオにそこまで関心が高くない私からすると、本当にいいことづくめなんですよね、この子。

あえて挙げるのであれば、どのヘッドホンにも言えることですが、装着面が皮革(人工皮革?)なので長期使用でボロボロになってきてしまう点でしょうか。

以前使っていた別のヘッドホンでは、2年も使うとイヤパッド表面が経年劣化でボロボロと剥げてきてしまいました。この機種でもきっとそうなるであろうことが予想されます。

私が使っているEarProfit社製のイヤパッドカバーを使えば、装着時に耳がベトベトせず、パッド表面もボロボロにならず大変重宝しています。...が、大変残念なことに現在では販売が終了している模様。ナンテコッタイ😭

EarProfit社の公式サイトを見る限り、受注生産はまだしているのかな?もし必要な場合はリンク先より問い合わせてみてください。

その他、通話機能はそれ自体を使ったことがない(使う相手がいないともいう😢)ので無評価です。公式ページでは快適な通話性能や音質の素晴らしさをウリにしているようですけどね。セールスポイントガン無視ですまん。

またアプリとの連携機能もあるようですが、こちらも無評価です。他の方のレビューを軽く見てみると、使い勝手がビミョーという意見もあるようですので、気になる場合はそちらをチェックした方がよいかも。

あと忘れてはならないのが値段。私の場合、予算は50,000円前後までだったので問題ありませんでしたが、世間的にはオーディオ機器に50,000円前後は払えん!!という方もいらっしゃるはず。

そういう方は、10,000~15,000円前後でも2.4GHzのドングル接続可能なヘッドホン/イヤホンが他にもあるので、コスパ重視の機種を探すのも全然アリです。

逆に言うと、価格?とりあえずいいヤツが欲しい!アプリ??イコライザ??そんなのは面倒くせぇ!!通話性能???聞こえりゃ問題ねぇだろ!!!という方は、私のように満足できること間違いナシ。

06. 総評:大満足の逸品、通話不要なゲーマーにオススメ

全然オーディオに詳しくない立場で書き起こしてみたレビュー記事でしたが、いかがだったでしょうか。オーディオエンジョイ勢(?)の私からすると、オススメに値する商品だと思いご紹介いたしました。

ヘッドホンを探していて、予算はそれなりにあるけどオーディオはあんまり詳しくないんだよな・・・という方にとって少しでも参考になれば嬉しいです。

無線&低遅延・ロングバッテリー・側圧弱めで長時間使用可、といった点にメリットを感じる方にはきっと刺さるはず。試聴可能なお店が近くにある方は、ぜひ購入前にお試しで装着してみてください。

一方、価格の高さが気になる方や、アプリでの細かな音質調整/カスタマイズもしたいという方は、他のモデルも比較検討の余地ありです。本当に沢山の選択肢がありますからね。

以上、最後までご覧いただきありがとうございました!それではまた。🎧~🎵

AKG N9 Hybrid

AKG

¥55,000 (公式通販 定価)

※価格や在庫状況は、各ショップでご確認ください